2003年10月22日

佐野 真一「東電OL症候群(シンドローム)」

昨日、最高裁がとんでもない判断を下した。いわゆるよくある冤罪ルポとは一線を画す「東電OL殺人事件」、「東電OL症候群」と読んできた読者にとっては全く信じられない「ゴビンダの上告棄却」である。日本の裁判官がいかにぼんくらなのか世界中に暴露したわけだが、いくらなんでも頭が悪すぎる決定なので、あまり信憑性の感じられなかった東電の陰謀説まで急に説得力を持ち始めたように思う。

笑止なのは朝日新聞とテレビ朝日。大スポンサーに遠慮してか「東電OL」ではなく「電力OL」と表現しているのは一審判決時、二審判決時と同じである。もちろんアサヒ・コムでもそう表記している。まったく反吐が出るね。

事件の起きた1997年3月は、私が今の会社に出戻った月で、東急本店近くの事務所に通勤するために神泉駅を頻繁に利用していた。遺体発見現場の実況検分をしている側を通り過ぎたこともあった。生きている彼女を見かけたことはなかったが。とにかく今回の決定で、人殺しが一人野放しになったことはほぼ間違いのないことだ。まったくなんて国だろう。

投稿者 Takashi : 2003年10月22日 11:51 | トラックバック (1)
 



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