ITmedia Biz.ID:Webページをキャプチャして、加工もWebで行うで紹介されていた、ウェブブラウザだけで写真などの画像が編集できるサービス「Picnik」を試しているんだけど、これが便利すぎ。クロップ、ローテート、リサイズ、ブライトネス、コントラスト、ガンマ、シャープネスなどの基本的な調整機能は当然抑えていて、さらにワンクリックで遊べる各種フィルタが楽しい。FlickrやPicasaと連動できるのも嬉しいところ。これからはGIMPに登場いただく機会が大幅に減りそうな予感がする。

【オリジナル(クロップとリサイズのみ)】

【通常のレタッチ】

【エリアを指定したぼかし】

【トイカメラ「LOMO」風のフィルタ】

【ヒートマップ風フィルタ】
Firefox用のAdd-on(プラグイン)も、もちろんインストールした。
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カメラを持つ人へも、持たない人へも
当たり前のことが、新鮮!
コンセプト良し、写真良し、文章良し。BRUTUSの「アイスクリーム、夏スイーツ」特集を眺めていたら、突然PCの壁紙を替えたくなって、Picasaの“コラージュ機能”でアイスクリームの写真を使った壁紙を2種類ささっと作りました。2サイズを用意しましたので、ご自由にお使いくださいませ。
ice 1:JPEG形式、1024 x 768 pixel or 1280 x 1024 pixel
ice 2:JPEG形式、1024 x 768 pixel or 1280 x 1024 pixel
ついでに「Strange Days」方面の写真も。
JPEG形式、1024 x 768 pixel or 1280 x 1024 pixel
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ジャンクフードマニア掲載の写真は、 Googleの写真編集ソフトウェア"Picasa"で管理・整理されています。
# この「レタッチ編」に素材を提供したのは「ジャンクフードマニア別館:朝食:スイートポテト(セブンイレブン)」です。
どこまで書いたか忘れちゃったので気合を入れなおさないと。やはりこういう企画物は一気に終えないとダメだ。特に私のように瞬発力しか無い人間には。
と愚痴ったところで、「色合いの調整」は終わっていたはずなので「画像の縮小」に移ります。よく画像ツールの解説本などに「画像の拡大・縮小」とありますが、「画像の拡大」は実は大変困難な作業でして、単純なアルゴリズムで拡大しても画像がぼやけるだけでロクな結果を生みません。そのためプロが使う出力センターでは非常に高度なアルゴリズムを搭載した「画像の拡大専用ツール」を導入していたりします。
しかしですね、そもそも「画像の拡大」は商業印刷するときに必用とされる解像度が足りなくて「伸ばしてね」という場合がほとんどで、一般の方は画像を拡大するシーンなんて普通ありません。なので今回のタイトルは「画像の縮小」としました。
相変わらず能書きが長いな(笑)。
メニューから [画像] - [画像拡大縮小...] と辿ります
「画像拡大縮小」パレットが現われます。「画像のサイズ」の「幅」に縮小したいサイズを入れます。ジャンクフードマニアでは通常三種類の画像サイズを使っています。
・640 x 480 ピクセル(本館)
・320 x 240 ピクセル(別館:パン/弁当系)
・240 x 180 ピクセル(別館)
実際には上記三種類の縦型(90度回転したサイズ)もあるので、厳密には6種類の中から選んでいます。あ、本館のサムネイルは240 x 180だけど、あの画像はFlickrに640 x 480を放り込んで自動生成してもらってます。
ここでは「幅」に“240”を入力します。単位はピクセルね。すると「高さ」が自動的に“180”になります。幅と高さの入力ボックスの右側にある「鎖(チェーン)」が繋がっている時は、元の画像の縦横比(プロポーション)を維持するからです。チェーンをクリックして連結を解除すれば幅と高さは自由に決められますが、ここでそんな事をしても意味は無いでしょう。
その下には「X解像度, Y解像度」がありますが、ここは、Webで画面表示用に使う画像ではそのままで問題ありません。72dpiとか96dpiとかのまま、触らずに記憶から消し去ります。
その下の「品質 - 補間の種類」は「キュービック」を選びます。今どきのPCで300万画素程度の処理は、数秒から長くて10数秒くらいで済みますので、「なし」や「線形」を選んでクオリティを犠牲にする意味はありません。
設定が終わったらパレット右下の「拡大縮小」ボタンを押します。表示が小さくなったはずです。画像ウィンドウ左下に「表示倍率」のポップアップメニューがあるので“100%”を選んで実際の大きさを確認します。
8.「鮮明にする」に続く予定
6.「色合いの調整」に戻る
画像の明るさとコントラストを調整したところで「色合いの調整」を行います。「色合いの調整」は写真撮影が適切に出来ていれば本来あまり必要ないのですが、ホワイトバランスが狂ったりしてジャンクフード本来の色と違ってしまったり、鮮やかさがイマイチ足りない場合にあくまで控えめに行います。なぜ控えめにするかというと、色合いの大幅な調整、特に鮮やかさを増す調整は写真をいちじるしく不自然にしてしまうからです。初心者の方はとかく鮮やかさ(彩度)を上げたがりますが、この調整は諸刃の剣(もろはのつるぎ)である事を良く理解すべきです。
能書きはこのくらいにして。
メニューから [道具] - [色ツール] - [色相-彩度...] と辿ります
色相/明度/彩度調整用のパレットが出現します。
“色相”は“色”そのもの事で、難しく言うと「光の波長」の事です。ここをいじると赤色がオレンジ色になったり黄色になったり、はたまた青色になったりもします。ほんの少しの調整で画像は大きく変化しますし、同時にザラザラしたノイズが目立ってくる場合もあります。ただし、きちんと撮影が出来ていればここを触る必要はあまり無いはずです。
“明度”では明るさが変化しますが、前のステップで明るさとコントラストは調整済みなので触りません。
“彩度”は色の鮮やかさの事で、デジカメで写真を撮ると「鮮やかさが足りない」と感じる場合が多いので、少しプラスしてあげます。上げすぎるのは禁物で、一般的なデジカメで撮ったものなら、最大でも+20までにしておくのが無難でしょう。ジャンクフードマニアでは+5~+10程度の調整が多いかな。上げすぎるとマンガチックで不自然な写真になります。
オリジナルの画像と色合いまで調整した画像を比較してみましょう。
7.「画像の縮小」に続く
5.「明るさとコントラストの調整」に戻る
ちょっとしたコラム:
デジカメの心臓部であるCCDというセンサーは光の強さを感じる、つまり光の強さを電気信号に変換するのが仕事で、実はこいつは色が分りません。じゃあなんでカラー写真が撮れるかというと、CCDの前に色の付いたフィルタを何枚か置いて、違った色のフィルタを通過した光の強さのデータ数個を計算して「本当の色はこんなだろうな」と予想しているのです。
そのフィルタには二つの系統があって、原色系フィルタと補色系フィルタと呼ばれています。面倒くさい説明は省きますが、一般的に原色系フィルタを使ったCCDは色の再現性に優れ、補色系フィルタCCDは解像感(細かい表現)に優れる、と昔から言われてきました。
しかし、近頃いろいろなデジカメを試す機会があったのでその辺りを確認してみると、原色系だからとか補色系だからとかの一般論ではなくて、デジカメメーカーなりそのブランドが目指す方向性の方が画像のキャラクターを支配している、という印象を受けました。CCDから送られてくる信号がどうであれ、それを処理する“画像エンジン”の“傾向”が一般消費者にとって重要という事です。
デジタル一眼レフを持っているプロの人たちは、画像エンジンに処理されるのを嫌ってCCDからの生データ(Raw Data:ろーでーた)を使ったりしますが、私たち普通のユーザーには関係ありません。知り合いが「ローデータがでかくて処理が重たくて…」とか自慢げに言っていても、気にしないようにしましょう。
ノイズを減らしたところで「画像の明るさとコントラストの調整」を行います。この調整を行うとグラデーションが滑らかでなくなったり、ザラザラしたノイズが目立ったりする場合があるので、事前にノイズを低減しておくのは非常に効果的です。今、気付いたんだけど、今回は何故か「ですます調」で書いてますね。まあいいや。
明るさやコントラストの調整を行うには、その名もずばり「明るさ-コントラスト」というメニューがあるのでそれを選んでも良いのですが、通常は「レベル」というツールを使っています。「レベル」の方が思い通りの結果を容易に得られるからです。
メニューから [道具] - [色ツール] - [レベル...] と辿ります
「色レベルの調整」のパレットが現れます。何か変なグラフが表示されてますが、ビビる必要はありません。このグラフは「写真がどのくらいの明るさの成分をどれくらい含んでいるか」を表しています。暗い写真はグラフの“丘”が左に寄ってますし、明るい写真は逆に右によってます。このグラフにおいて“丘の右端”が写真の中でもっとも明るい所、“丘の左端”が最も暗いところです。
まず最初に「ホワイトポイント」を調整します。写真の中で「ここは明るいグレーに撮れちゃっているけど、本当は真っ白な所なんだよ」という場所をGIMPに教える行為です。これを正確に行うには写真の中に真っ白な部分がなければなりません。ジャンクフードを撮影する際に色物のテーブルクロスを敷いたりせずに白い紙を敷いている理由はここにあります。
パレットの右下の方にスポイトのアイコンが3つあります。この中の一番右が「ホワイトポイント」指定用のスポイトなので、クリックして選択します。
クリックするとポインタがスポイトの形に変化するので、画像の中の「ここが白だ!」という部分にスポイトの先端を持っていってクリックします。
クリックした瞬間に画像ウィンドウが手前に来て全体的に明るくなるはずです。クリックは何度でも行えるし、混乱してしまったら「レベル」パレットの下の方の「リセット」ボタンで元に戻して最初からやり直すことも出来ます。
次に「ブラックポイント」を設定します。撮影時には黒い紙は敷いてないし、撮影対象に真っ黒な部分が含まれているとは限らないので、ここでは黒スポイトは使いません。グラフの左下に黒い三角印(▲)があるので、それを掴んで右にスライドさせます。すると画像の暗い部分が、より暗くなっていくはずです。黒くあって欲しい部分が黒くなったところでマウスを放します。
次は「中間の明るさ」の調整です。プロは「ガンマの調整」とか「ガンマカーブをいじる」とか言いますので、通ぶりたい場合には「ガンマ」を連発しましょう。▲と△の中間にグレーの三角印があるので、それを左右に動かしてみます。すると画像の調子が変ります。右に動かすと暗めに、左に動かすと明るめになります。実際の撮影時の記憶を呼び起こしながら、納得のいくまで調整しましょう。コツを掴むと写真の中に隠れていたディテールを浮かび上がらせる事も可能ですが、大幅な調整は画質を悪くするので控えめにしておいた方が良いでしょう。キチンと撮影できていれば±0.1以上いじる必用は多分無いでしょう。
調整前後の画像を比較してみると↓こんな具合です。左がオリジナルの画像ね。この調整を「ずいぶん変ったな」とみるか「たいして変ってないじゃん」とみるかは全くの自由です。ジャンクフードマニアはこの程度の調整に一手間かけているというだけの事です。
トリミングが済んだら、次に画像のノイズを掃除する。ここで取り去るノイズは粒子状(つぶつぶ)ノイズと偽色。JPEG圧縮の際に発生するノイズはこの段階ではどうしようもないので、撮影時には出来るだけ高画質で保存しておくのが望ましい。
ノイズ除去には様々な方法があるが、通常は「選択的ガウシアンぼかし」というフィルタを使用している。設定次第では輪郭の鋭さを保ったままノイズだけを除去してくれる優れもののフィルタである。
メニューから [フィルタ] - [ぼかす] - [選択的ガウシアンぼかし] と辿る。
パラメータ設定用のウィンドウが現れるので、プレビュー画面で確認しながら「ぼかし半径」と「最大△」を調整する。
デフォルトではやや強めにぼかしがかかってしまい、ノイズが目立たなくなるのは結構なのだが、素材表面のディテールが失われがちなので、試行錯誤しながらノイズと質感の折り合いを取る。経験値として、300万画素のデジカメで撮影した写真では「ぼかし半径:2~3」と「最大△:20~40」程度で満足のいく結果になる場合が多い。もちろんデジカメの機種によってノイズの現れ方は千差万別ではあるが。
この段階でノイズを取っておくと、後々の作業においてクオリティの確保が容易だったり、最終的に保存するデータサイズを小さく出来たりするので、地味な作業ではあるが手を抜かないようにする。
「トリミング」とは画像の中から必要な部分を切り出すこと。ジャンクフードの回りの余白などは、撮影する時は余裕を持って大きめに撮っておいて、後でじっくりトリミングする方が効率が良い。
ツールパレット2段目、左から5つ目に用意されているトリミングツールは、私にとってたいへん使いにくいので、もっぱら選択ツールでトリミングを行っている。
ツールウィンドウの左上に矩形(“くけい”とよむ:四角形の事)選択ツールがあるのでクリックすると、ウィンドウ下部でオプションが選べるようになる。ジャンクフードマニアでの写真は縦横比を4:3にしているので、「固定サイズ/縦横比」を選んでから、幅:4、高さ:3 を設定する。これで選択する領域が4:3の比率を保つようになる。
画像の中の切り取りたい(=残したい)部分をドラッグして選択する。選択したエリアが自分の思いと違っていたら何度でも繰り返せばよいし、Altキーを押しながら選択エリアを移動することも出来る。
思い通りの選択範囲が得られたら、メニューから[画像] - [画像の切り抜き]と辿る。すると選択した外側の部分が消えてなくなる。これにてトリミング完了。
メニューを[ファイル] - [開く...]と辿ると、ダイアログボックスが現れるので、加工したい画像ファイルを選択する。
このダイアログボックスは若干拡張されていて、フォルダ(ディレクトリ)間の移動が楽になっているし、頻繁に使うフォルダを登録する事も出来るので便利。Ctrlキーを使うと複数のファイルを選択できる。
プレビューを確認しながら加工を行うファイルを選択し。[開く]ボタンを押すと、全体表示に最適なサイズで画像が現れる。
3.「トリミング(切り取り)」に続く
1.「GIMPの起動」に戻る
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ジャンクフードマニアがジャンクフードフードの写真をどのように撮り、加工しているかを解説する「ジャンクフードを撮る」を始めてみる。とりあえず「準備編」、「撮影編」、「画像管理編」、「レタッチ編」、「画像置場編」等を考えているが、手っ取り早そうな「レタッチ編」から取り掛かるとする。
ジャンクフードマニアが写真の加工に使用しているソフトウェアは「GIMP 2.2」。Adobe PhotoshopはMacintosh版しかなかったver.1から使っているけど、Windows環境ではフリーウェアのくせに多機能すぎてPhotoshopキラーになりきれないGIMPを愛用している。もともとGIMPはUNIX育ちだし英語版しかなかったのだが、Windows版が出てからは非常に身近になった。
GIMPの入手場所は紹介しません。普通に検索すれば入手できますので、興味を持たれた方は各人の責任でダウンロードやインストールを行ってください。
インストール後GIMPを起動すると、こんな↓味も素っ気も無いツールパレットが表れる。ここでビビってはいけない。メニューを[ファイル] - [開く...]と辿って作業開始。