2005年11月22日

ジャンクフードを撮る > レタッチ編 > 6. 色合いの調整

画像の明るさとコントラストを調整したところで「色合いの調整」を行います。「色合いの調整」は写真撮影が適切に出来ていれば本来あまり必要ないのですが、ホワイトバランスが狂ったりしてジャンクフード本来の色と違ってしまったり、鮮やかさがイマイチ足りない場合にあくまで控えめに行います。なぜ控えめにするかというと、色合いの大幅な調整、特に鮮やかさを増す調整は写真をいちじるしく不自然にしてしまうからです。初心者の方はとかく鮮やかさ(彩度)を上げたがりますが、この調整は諸刃の剣(もろはのつるぎ)である事を良く理解すべきです。

能書きはこのくらいにして。

メニューから [道具] - [色ツール] - [色相-彩度...] と辿ります

メニュー>色相-彩度

色相/明度/彩度調整用のパレットが出現します。

色相-彩度パレット

“色相”は“色”そのもの事で、難しく言うと「光の波長」の事です。ここをいじると赤色がオレンジ色になったり黄色になったり、はたまた青色になったりもします。ほんの少しの調整で画像は大きく変化しますし、同時にザラザラしたノイズが目立ってくる場合もあります。ただし、きちんと撮影が出来ていればここを触る必要はあまり無いはずです。

“明度”では明るさが変化しますが、前のステップで明るさとコントラストは調整済みなので触りません。

“彩度”は色の鮮やかさの事で、デジカメで写真を撮ると「鮮やかさが足りない」と感じる場合が多いので、少しプラスしてあげます。上げすぎるのは禁物で、一般的なデジカメで撮ったものなら、最大でも+20までにしておくのが無難でしょう。ジャンクフードマニアでは+5~+10程度の調整が多いかな。上げすぎるとマンガチックで不自然な写真になります。

オリジナルの画像と色合いまで調整した画像を比較してみましょう。

オリジナルと比較

7.「画像の縮小」に続く
5.「明るさとコントラストの調整」に戻る


ちょっとしたコラム:

デジカメの心臓部であるCCDというセンサーは光の強さを感じる、つまり光の強さを電気信号に変換するのが仕事で、実はこいつは色が分りません。じゃあなんでカラー写真が撮れるかというと、CCDの前に色の付いたフィルタを何枚か置いて、違った色のフィルタを通過した光の強さのデータ数個を計算して「本当の色はこんなだろうな」と予想しているのです。

そのフィルタには二つの系統があって、原色系フィルタ補色系フィルタと呼ばれています。面倒くさい説明は省きますが、一般的に原色系フィルタを使ったCCDは色の再現性に優れ、補色系フィルタCCDは解像感(細かい表現)に優れる、と昔から言われてきました。

しかし、近頃いろいろなデジカメを試す機会があったのでその辺りを確認してみると、原色系だからとか補色系だからとかの一般論ではなくて、デジカメメーカーなりそのブランドが目指す方向性の方が画像のキャラクターを支配している、という印象を受けました。CCDから送られてくる信号がどうであれ、それを処理する“画像エンジン”の“傾向”が一般消費者にとって重要という事です。

デジタル一眼レフを持っているプロの人たちは、画像エンジンに処理されるのを嫌ってCCDからの生データ(Raw Data:ろーでーた)を使ったりしますが、私たち普通のユーザーには関係ありません。知り合いが「ローデータがでかくて処理が重たくて…」とか自慢げに言っていても、気にしないようにしましょう。

投稿者 Takashi : 2005年11月22日 09:54 | トラックバック (0)
 
 
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