2004年05月23日

十勝新津製麺「横手やきそば」の果敢な挑戦に拍手はするが

名店系カップ麺のOEMを数多く手がける十勝新津製麺の自社ブランド商品「横手やきそば」をローソンにて発見、少し悩んで購入。悩んだ原因はインスタントやきそばとは思えない313円という値段。安売りのペヤングとか日清UFOなら3個買える。

横手やきそばパッケージ 横手やきそば

十勝新津製麺といえばノンフライ麺界の押しも押されぬ大御所だが、自慢の「氷結乾燥ノンフライ麺」をインスタントやきそばで採用したのは史上初ではないだろうか。やや大振りのパッケージの中身は、ノンフライ麺×1、レトルト具材×1、乾燥具材×1、特製ソース×1、福神漬け×1、青海苔×1、の豪華6袋構成。麺は驚くほどの太麺で、カラカラに乾燥しているので大変折れ易くてビニールを破く時に気を使う。レトルトの中身はなんと「目玉焼き」!しかも半熟らしい。乾燥具材はキャベツのみ。福神漬けには驚いた。ふつうは紅生姜だと思うのだが、この目玉焼き+福神漬けが“横手”たる所以のようだ。

お湯を注いで蓋をして、レトルトは蓋の上に載せないで別途温めて、4分待って湯切りをして、ソースをかけて、期待のレトルト目玉焼きの封を切ると、あれ、ちょっと嫌な匂いがする。いわゆる硫黄臭というか悪くなった卵の発する匂いじゃないか。玉子の白身部分がベージュ色をしていて見た目も酷いが、半熟具合を確かめるべく崩してみると、かなりくすんだ黄色のドローっとしたものが流れてきた。うえー、気持ち悪い。

いくら他の要素が良くても、この目玉焼きを採用した時点でこの商品は終わったと思う。「半熟のたまごの黄身を麺にからませて」とパッケージにあるが、とてもそんな勇気は無いので目玉焼きを避けて食べると、ノンフライ麺はコシというか弾力があって面白い食感。時間が経つとソースを吸い込みすぎてボソボソしてくるので、もう少し撥水性が欲しい気もする。乾燥具材のキャベツが美味い。大きくカットされていて歯ごたえが良くてもっと沢山入れてください。福神漬けは焼きそばに合うわけないと思っていたのに、やや甘いわりには違和感が無くて思わぬ発見だ。

十勝新津製麺の意気込みは買う。ただ、どう考えてもレトルトの目玉焼きは失敗作だ。“横手”にこだわらずに麺とキャベツだけで200円弱くらいで勝負すればよかったのになあと思う。秋田県横手市は実際に“横手やきそば”を町興しツールとして掲げているようだが、このままではマイナスイメージを与えかねないので、目玉焼きを美味しく食べられる技術上のブレイクスルーを待ってから再挑戦してはいかがだろうか。

この商品の隣に「横手やきそば」の姉妹品が置いてあったが、確か具材がチャーシューだったので肉嫌いのため購入を見合わせた。そちらの商品はもしかすると大当たりかもしれない。値段も若干安かったはず。

投稿者 Takashi : 2004年05月23日 14:24
 
 
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コメント

こんばんは~。

当方も「横手やきそば」、食べました。
感想は同じです。あの目玉焼きは微妙。

やきそば自体は美味しいんですけれどねぇ。

Posted by: : 2004年05月23日 22:04

おや、Nさん、うどんだけじゃなくて焼きそばも食べてるんですか?
ご苦労様です(笑)。

Posted by: tkamiya : 2004年05月23日 23:20




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