2004年01月21日

エースコック「池袋大勝軒タンメン」でノンフライ麺を見直す

ノンフライ麺が嫌いだ。
なにか偉そうな印象を受ける。インスタントの麺は素直に「油揚げ麺」で良いじゃないか。なにより出来上がりまで油揚げ麺より1~2分余分に時間がかかるのが癪に触る。ハイソなパーティで昔の不良仲間に出くわしたのに他人の振りをする成り上がり者のようないかがわしさを感じるのだ、ノンフライ麺には。

エースコック(株)の新作「職人のこころ 池袋大勝軒 復刻版タンメン」は、そんな私のノンフライ麺へのわだかまりをいくらか軽減してくれた。パッケージの面では問題が残るものの、味の面では近頃にない良い出来のカップラーメンである。ローソンにて248円で購入。昨日は非常に疲れていて、帰宅してからメシも食わずに寝てしまい、夜中にゴソゴソ起きだしてNFLプレーオフの再放送を見ながら、夜食として食する次第。

問題点としては、小袋の多さが挙げられる。例のごとく紙蓋を半分ほど剥がすと大小五つもの袋が出現する。キャベツ主体のかやく×1、ネギ主体のかやく×1、粉末スープ×1、後入れ液体スープ×1、後入れ調味油×1という構成になっている。これはあまりに多すぎないか?かやく×1、粉末スープ×1、後入れ液体スープ×1の3袋構成に統合できるのではないだろうか。高級感を演出したいのは理解できるが、ユーザに手間をかけさせすぎるのはメーカーの手抜きとも受け取れる。

味の面では非常に優秀で、スープの塩加減、麺のコシ、キャベツや人参のシャキシャキ感、豚コマの頼りなさ、そしてアクセントとして非常に効果的なラー油など、インスタントのタンメンとは思えない満足感を与えてくれる。特に、油揚げ麺では達成できなかったであろう力強い麺の食感は、ノンフライ麺の新しい可能性を垣間見せてくれた。

ろくでもない出来の商品ばかりだった「有名店とのタイアップラーメン」ジャンルでの、思いがけなく嬉しい発見である。行列が大嫌いなので、これから先も東池袋の大勝軒を訪れることは無いと思うが、このカップ麺でほとんど満足している。

投稿者 Takashi : 2004年01月21日 00:45
 
 
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