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2005年06月27日

「3D MAVE」2D映像を3D映像にリアルタイム変換

これも「第13回 産業用バーチャルリアリティ展」ネタ。

マーキュリーシステムマクニカ3D MAVE
プレスリリース

これ、実際にリアルタイム変換され二台のプロジェクタで投影された3D映像を偏光メガネをかけて見たんだけど、本当に奥行きが感じられて驚いた。デモで流されていた実写シーンは二つで、木々と吹雪のシーンは雪の移動方向が横方向なので奥行き情報を取り出しやすいような気もしたが、もう一つの海底を魚が泳ぎまわるシーンは、魚の動きが単純じゃないにもかかわらず、ちゃんと奥行きがあるように見えた。

うーん、優秀なアルゴリズムだなあ。

何より新たにステレオ方式で撮影しなくとも、過去の映像資産を利用できるのが素晴らしい。あとは得意なシーン、不得意なシーンについての情報がもう少しあると導入しやすそうだ

2005年06月24日

「マッスルトーク」究極のモーションキャプチャー?

東京ビッグサイトで開催された「第13回 産業用バーチャルリアリティ展」ネタ。ここ数年、この展示会が一年で一番面白いんじゃないかと思えてきた。InterBEEよりも。

マッスルトークソリッドレイ研究所

実はモーションキャプチャのシステムではなく、脳から筋肉に伝達される電流を計測するインターフェイス。センサーからの信号をAD変換してPCに渡し、モーションデータとして利用する。

驚いたのは、ドラムを叩くデモンストレーターよりも、後ろに表示されているPC画面上の骸骨モデルの方が明らかに動きが“早い”事。“速い”んじゃなくて、時間軸的に早い。1秒以下とは思うけど、そうか、人間の筋肉って脳からの信号を受け取ってから収縮するのって、こんなに時間がかかるんだ。

マッスルトークパンフ

デモンストレータが「これを相手に着けてじゃんけんすると負けない」と言っていたが、他にどういった用途が考えられるかな。早さを利用するシーンとしては、インターネットでアバターをコントロールするのに使うと、遅延が見かけの上で少なくなるかな。

2005年01月30日

地上波から10秒遅れのFlash Video配信

昼過ぎにフジテレビ(制作は関西テレビ)で放送のあった「第24回大阪国際女子マラソン」を地上波とFlash版を見比べた。Flash Videoを使ったLive放送は300kと56kのバンド幅を選択できるが、さすがに56kでは画質音質とも苦しいので300kを視聴する。

画質は思ったより悪い。リアルタイム圧縮と較べるのは可哀想だけど、300kのSorenson圧縮の画質が頭に残っているせいか、壮大なノイズとコマ落ちに閉口してしまう。現状ではこんなものなのだろうな。そのかわり音質はPCのスピーカーでも聞き取り易かった。

地上波とBSやCSの同時中継で話題になる「ディレイ」は、今回のFlash Video配信では私のところの環境で約10秒程度。エンコード → 伝送 → デコードのどの部分でどの程度の遅れが生じているのか内訳を知りたいものだ。あと経路上にキャッシュサーバを置いたのかどうかもついでに知りたい。ちなにみ視聴時には通常時のC&Wの専用線からUSEN GATE 02の100M光ファイバ接続サービスに切り替えた。安定した接続が出来るような気がして。たぶんISPを替えるとディレイタイムも違ってくるのだろうな。

ビデオ映像以外のFlashコンテンツはもう一頑張り欲しい気がした。関門通過順位のFlashコンテンツがほぼリアルタイムで更新できているウェブページと連動していなかったのは勿体ない。たしか同時アクセス数6000人だったと思うけど、門前払いを食わされなかった点は評価したい。それだけ事前告知が少なかったって事か(笑)。

2005年01月07日

Thomsonの「Film Grain Technology」

Tech-On!:【麻倉怜士CES報告(4)】フィルム粒子の再現にこだわったThomson社の「Film Grain Technology」

注意:↑は登録が必要です。

うーん、エンコード時には粒子を除去してビットレートを稼ぎ、デコード時にフレームを解析して粒子を付加しなおすって理解で合ってますか?そうだとしたら自然な質感を得るには相当にCPUパワーを食いそうだな。

2004年12月03日

'04国際画像機器展

午後からパシフィコ横浜で開催中の「'04国際画像機器展」に行ってきた。本当の目的は同時開催中の「立体Expo」を見るため。CEATECあたりで見た展示も多かったけど、データグローブを実際にはめてグリグリしてみたり、20枚の透過液晶パネルを重ねた立体ディスプレイを覗き込んだり、結構楽しい展示会だった。

立体映像のハードウェアは裸眼/メガネのどちらの方式も進化し続けていることは十分感じられるけど、やっぱりコンテンツ制作ツールと、コンテンツそのものが絶対的に不足している感は否めない。キラーコンテンツが登場すれば、爆発的に普及する下地はほぼ出来ている気もするんだけどね。やっぱりアダルトコンテンツかなあ。

そういえば立体ディスプレイで見る「手術シーン」は相変わらずグロいものでありました。

2004年11月21日

展示中継車の中で流されていた「スキージャンプペア」

Inter BEE 2004で気になったもの。

どこの中継車だったか忘れた。スポーツ中継のシミュレーションのつもりだったのか?ちゃんと許可を取って流していたんだろうな(笑)?

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2004年11月20日

Roland「DV-7PR 」リアルタイム・ビデオ・プレゼンター

Inter BEE 2004で気になったもの。

機能はどうでも良いんだけど、BeOSで動いている(笑)。2ストリームをミキシング可能な「DV-7PR 」と1ストリームのみの「PR-50」がある。OSを含めたサポートは本当に大丈夫なのかね?

異常検知アルゴリズム「Video Predator」

Inter BEE 2004で気になったもの。

(株)パワーゼニスが開発した違法・異常検知アルゴリズム。画像を小さな領域に分割し、その圧力パラメータとやらを解析しデータベースと比較する事により、違法・異常を判断する。人物がカメラに捕らえられると輪郭が緑色で表示されるが、しばらく動かずにじっとしていると輪郭が徐々に薄くなって消えてしまうのが面白い。

監視カメラへの応用は当たり前だけど、他にもいろいろ使えそうな気がする。

DV撮影支援キットSerious Magic「DV Rack」

Inter BEE 2004で気になったもの。

ULTRA KEYで有名なSerious MagicのDV撮影支援キット「DV Rack」。(株)ディ・ストーム扱いで、73,500円。

主な機能は、

  • Digital Video Recorder : Note PCのHDDにDVストリームを収録。
  • Professional Field Monitor : アンダースキャン、セーフティフレーム、ゼブラ、スプリット等が可能。
  • Waveform Monitor / Vectorscope : ダイレクトDV入力って無かったよね。
  • SureShot : 対話型のカメラキャリブレーションモジュール。フォーカス、アイリス、ホワイトバランスを確実に調整できる。
  • Automated Quality Monitor : 映像/音声の監視モニタ。
  • Audio Spectrum Analyzer
  • Video Analyzer
  • DV Grabber : DVから静止画をキャプチャ。
  • Timer / Clock Module : ストップウォッチ/イベントタイマー。

はっきり言ってマニュアル操作が可能なDVカメラを持っていて屋内での収録が多いのなら、CitiDISKやFireStoreを買うよりもこっちでしょう。

2004年10月18日

Pixologic ZBrush 2

[ kinobori ] さんのエントリ「魔法みたいな3Dモデラー」を読んで気になったので早速PixologicのサイトでZBrush 2のデモムービー「提灯アンコウの作り方」を見て唸る。ブラシでなぞって奥行きをつけることが出来る3Dモデラーは他にもあるけど、ここまで完成された感のあるツールは初めてのような気がする。特に口の中にマスクポイントをペイントしてそれを引っ張り出して“歯”にする所と、脇腹からヒレを引っ張り出すところには、感心のあまり笑ってしまった。

デモ版をダウンロードしてみて使えそうだったら、$489と安いから買ってみようかな。Painterを使うイラストレーターとして有名な吉井宏さんも使っているみたいだ。

2004年09月22日

フジテレビの「めざましテレビ」でリップシンクずれ

「目覚ましテレビ」を見ることなんて滅多に無いのだが、なんとなくニューヨークからの生中継を見ていたら、リポーターのしゃべりがリップシンクずれを起こしている。VTR部分は問題ないのだが、Liveに切り替わると音声よりも映像が遅れて来る。今まであまり意識していなかっただけで、この程度のずれは日常茶飯事なのだろうな。

同じ番組でも地上波よりもBSが数秒遅れるのは、「インスタントリプレイ」が楽しめたりするし、音声と映像がずれているわけじゃないので気にならないんだけど、地上デジタルってアナログの地上波と比べて遅延はあるのかね。あるとするとビデオデッキなどの時刻あわせを時報に頼る事が出来なくなるよね。EPGをインターネットで取り寄せる機材はタイムサーバを使えばよいけど、他のは電波時計でも搭載するのかな。

2004年09月08日

ツーカーCMの横パン

KDDI Group [ TU-KA ]のTV CMで、テロップのクロールに同期して背景が延々と横パンするよね?あの横パンってどうやって撮影しているんだろうか?いくつかの映像を繋げているのか、それとも背景はCGなのか?

2004年08月30日

手のひらサイズのMPEG 2カメラ

安藤日記さん「MPEG2+4GB Video Camera」より。

日本ビクター(株)のトップページでカウントダウンが始まっています。2004年9月14日発表のようです。4GBとなるとビットレート次第では2時間程度の記録が出来るので十分実用になりそう。ただし、リムーバブルなHDDじゃないと吸い上げ(データ転送)時間がネックになるのでは?MPEG 4記録も同時に出来るんだろうか?

2004年08月26日

東京ドームの屋根部分に花火を合成する日テレ

地上波をウロウロしていたら、日本テレビのプロ野球中継で東京ドームの屋根部分に打ち上げ花火の映像を合成している場面に出くわした。

アホか。

視聴者が求めているエンターテイメント性を勘違いしているから、単に技術的に可能なだけの事を実際の放送に使ってしまうんだろうなあ。このところの日テレの混迷振りを象徴するようなバーチャル映像だ。屋根付き球場の否定を身内のテレビ局にされるとは(株)東京ドームも予想していなかったのではないかな(笑)。記憶がハッキリしないんだけど、スポンサーの看板も消されてしまっていたような気がする。そっち方面から文句は出ないのかな?

合成自体も上手いとはとても言えず、特に解像感が合っていない。鮮明な実写映像に比べて花火映像の解像度が不足しているように思えるし、彩度が高すぎて安っぽい花火はスケール感が乏しい。客席から上の切り抜き処理もエッジが不自然で何だかなあ、な感じ。カメラのマッチムーブは問題ないんだけどね。

2004年08月18日

アテネオリンピック体操「跳馬」のカメラワーク

アテネオリンピックの撮影部隊は、今まで陸上のトラック競技で使われていた移動カメラを体操の「跳馬」に持ち込んだようだが、これがえらく効果的。助走と踏み切りのダイナミック感が抜群で、これに空中シーンでのマシンガン撮影を「マトリックス」風に組み合わせればさらに格好良いと思われるのだが、そこまでは予算が無かったか。

競泳種目の水中カメラもプールサイドじゃなくて中央部にもあるみたいだし、今回のオリンピックのカメラワークは中々面白い。あとは競技者の目線の映像が欲しい。100m走なんかは機材が邪魔になるだろうけど、誰かマラソンでちっちゃなカメラを頭に載せて走ってくれないかな?本当は柔道とかレスリングの“対戦”を選手の目線で見たいのだが。

2004年08月05日

ayato@webにHDTVのコンテンツ

ayato@webのTV DESIGNに「HDTV編」全8項目が追加されました。
ここでは1080/59.94iの放送用"HDTV"を扱っていますが、720pやHDVの知識を補強するのにも役立つと思われます。

2004年06月17日

産業用バーチャルリアリティ展に行ってきた

東京ビッグサイトで開催中の「産業用バーチャルリアリティ展」に行ってきた。

ビッグサイトののこぎり

見所は沢山あって、PC Watchの記事「第12回産業用バーチャルリアリティ展開催」に詳しいが、驚いたのはその盛況ぶり。数年前までは閑古鳥が鳴いている展示会だったはずで、今年のように通路に人があふれて歩くだけでも大変と言う状況なんか想像できなかった。

IVRエリアに関しては、裸眼で立体視出来るソリューションがこの盛況を牽引しているのかもしれないなあ。眼鏡をかける立体視システムも多数出展しているが、今までのように芸術やエンターテインメント向けだけではなく、製造、教育など予算をあまりかけられない分野にまで広がってきたのは喜ばしい事だと思う。

設計・製造ソリューション展はなぜかバブル期のようにイベントコンパニオンのお姉さん達が大量投入されていて、通路で立ちふさがってはアンケートを書けと強要する(笑)。このエリアはノベルティも多いし、景気が上向きな分野なのかね?SGIとかSunのワークステーションがそこらじゅうに転がっているのも無理も無い業界ではあるが、もっとPC Workstationに移行しているのかと思っていた。

歩き回って疲れ果てたので、パナソニックセンターでソフトクリームを舐めながらしばらく休んで、りんかい線で帰ってきた。りんかい線の略語が"TWR"なのに今頃気づいたけど、トムウォーキンショーレーシングと同じだよ(笑)。

パナソニックセンター

2004年06月16日

あまりにWeb3D向きのコンテンツ「Euro 2004 | Virtual replay」

envol! VJさんの記事で知ったBBC SPORTのShackwave 3Dコンテンツ「Euro 2004 | Virtual replay」に感動する。1998年のワールドカップ フランス大会時にも確かドイツの会社だったと思うが、Web3Dで同じ事をやっていたのでアイデアとしては驚かないが、人物やスタンドのレンダリング具合やなめらかな動きなど、出来上がりのクオリティはさすがに6年経っただけの事はある。

豊富なカメラアングルの中でお気に入りなのは“Flying Camera”。やっぱり現実世界では不可能なカメラアングルを実現する事にこそ、Web3Dの存在意義があるのだと思う。

おお、なんと今朝のドイツvsオランダのシーンまで入力されているではないか。半日しか経っていないのに!そうそう、ファン・ニステルローイの同点ゴールってこうだったんだよ。ゴールキーパー、カーンの目線で見ると、角度の無さがよく分かる。

実際の選手を想像させる顔のマッピングはある程度出来ているし、ジダンの頭は薄いように見えるし(笑)、後は選手個々のトラップやドリブルの癖までも再現できたら最高なんだけど。


 © 1996-2007 Takashi KAMIYA