昼間の吹き替え版を観ようと思ったら子供がたくさん行列してたので、最終回の字幕版に出直したら空いていた。ドリームワークスらしくアンチディズニーなブラックジョークが多くて結構楽しめた。
エンドロールにHPとAMDが出て来たけど、ドリームワークスアニメーションはAMDのOpteronを積んだHPのワークステーションやレンダーファームを使ったらしい。
感想は以下の二点のみ。
・沈没シーンのVFXが余りに情けない
・自衛隊の部隊名が延々流れるエンドロールにびっくり

映画を観た方、これから観る方ともにお勧めの一冊久しぶりに新宿に出て「宇宙戦争」を観てきた。
今日一番の収穫はリメイク版、「キングコング」の予告編に出てきて、あまりにも痩せてしまって別人かと思ったピーター・ジャクソン監督(笑)。「ロード・オブ・ザ・リング」当時の半分くらいの横幅しかないよ。
えーと、「宇宙戦争」だった。これってH.G.ウエルズの原作を読んでいない人でも理解できるのか心配になった。舞台はアメリカだけど、原作に忠実すぎてハリウッド的カタルシスなんてないし。
VFXの面では実写との馴染みが上手すぎて、逆に「さすがILM」と言ってもらえないんじゃないかと余計な心配をしてみる。手持ちカメラのブレへのモーショントラッキングが完璧なのには素直に感心する。
サウンドエフェクトに関しては何度も書いているような気がするけど、稲妻と雷鳴が同時なのは本当に勘弁してほしい。ハリウッドでは音速=光速なのかね?そこだけリアティが無くなる。

私の宝物!予備知識ゼロで観たんだけど、結構くだらなくて面白かった。クローンに記憶が継承されるメカニズムの説明が無いのは物語の根幹に関わるので不満だけど、SFファイン以外に気にする人もいないだろうから。
ネタとしては、
・クローンなのに指紋がオリジナルと同じ(後天的資質では?)
・クローンなのに虹彩パターンがオリジナルと同じ(後天的資質では?)
・平面ディスプレイの背面にアップルマークがある(2019年なのに!)
・バーチャル格闘技はXBOXで行われている爆笑(2019年なのに!)
・トラックに詰まれた列車用の車輪が簡単に外せるベルト一本で留められている
・その車輪を使うはずの列車はなぜか浮上式だ(車輪要らないのでは)
・巨大な施設がブレーカーを下げただけで爆発する
などなど。
映像の面で参考にしたと思われる作品は、
・ソイレントグリーン
・THX1138
・マイノリティレポート(虫型スキャナ)
・ゴッド・ディーバ
あたり。
テーマとしては「自分は誰」なので、もろP.K.ディックの世界なのだが、彼の原作でもなさそう。
それにしても「アイランド」なんてSEM的に最悪なタイトルをつける映画会社(配給会社も)ってどうしようもない。自分で「アイランド」で検索した事が無いんだろうな。一度でも検索すれば「アイランド」がどれだけノイズまみれになっているのか分かるでしょうに。
映画1000円の日なので、東急本店向かいのシネ・アミューズで「サウスパーク」スタッフ制作の「チーム★アメリカ ワールドポリス」を観てきた。そうか、そうか、マリオネット(操り人形)によるアダルトシーンって結構面白いな。クレイアニメによるアダルトムービーを企んでいる身としては大いに参考になった(笑)。他に気になった点は、
それにしてもシネ・アミューズって劇場は酷い。スロープが緩くて前席の頭が邪魔だし、エアコンの効きが悪くて空気がよどんでいるし、天井が低いので閉所恐怖症としてはパニックを起こしそうになったし、もう行かない。
渋谷ピカデリーで観てきた。オープニングシーケンス他に登場する大量のこうもりのあまりに自然な飛翔具合と集団行動具合に圧倒された。本物を越えた本物っぽさがある。ポリゴン数の多さやテクスチャーの重ね具合等の言ってみれば物量的圧倒ではなくて、アーティフィシャルなアルゴリズムの勝利であろう。
で、現代のCG技術を使ってヒッチコックの「鳥」をリメイクしたらどうなるんだろう、って思って検索したら、案の定、リメイクされるみたい。楽しみだ。
・eiga.com [ニュース&噂]:マイケル・ベイがヒッチコックの「鳥」をリメイク
ところでモーガン・フリーマンの演技が渋すぎるのが気になった。007シリーズの“Q”のようなマッドサイエンティストぶりがあれば、さらに楽しめたのに。

Why do birds suddenly appear, every time you are near? Tippi
ヒッチコックワールド!
良い物は何度褒めてもやっぱり良い昨晩「ボーン・スプレマシー」を観た時に、予告編で「スター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐」が流れた。3D CGの出来は素晴らしそうだし、ストーリーの面でもあまりに幼稚だったエピソードI、IIよりは期待できそうな感じなんだけど、やっぱり宇宙空間を轟音を立てながら宇宙船が飛び交ったり、武器の発射音が大気中のような感じがするのもなんだかなあ、と思う。全く静かな戦闘シーンというのも斬新で面白いと思うのだがハリウッド映画じゃ無理だろうな。
そうそう、「ボーン・スプレマシー」のVFXもILMが関わってました。
・Apple Video Solution Conference 2005
に出かけて
・日本映画最高の映像クオリティに挑戦~映画「ローレライ」
を初台の東京オペラシティの7Fで聞いてきた。VFXプロデューサーであるマリンポストの大屋哲男さんによる講演。のはずだったがアップルの仕切りと進行が悪く、つまらない1時間半だった。大屋哲男さんのプロフィール紹介に15分もかけるは、AppleとMacのどうでもいい昔話に花が咲くは、途中から飛び入り登場した樋口監督がVFXの話から逸れまくるは、ああ。
話がつまらないので、代替(だいたい)を“だいがえ”と言ったり、Desktop(ですくとっぷ)を“でぃすくとっぷ”と言ったりの、さらにどうでもいい事が気になって仕方がなかった(笑)。
終了後48Fに移動し、Shakeのデモを見て納得して帰ってきた。
BUTUYOKU.COMさんの記事経由で「映画字幕フォント」を知りました。実際の映画館での経験からはこの書体が読みやすいとは思わないけど、NLEっぽくない雰囲気を出すには有効かもしれません。
値段は、
・民生用 ¥14,800 TrueType
・業務用TTF版 ¥29,800 TrueType
・業務用OTF版 ¥39,800 OpenType
業務用として放送やPVに使ってかまわないのだとしたら、この値段は安いですね。
多分かなり旧聞だが、
・Alias Home / コミュニティ / Customer Stories / Story
全世界が待ち望んだ三部作の完結のために WETAが王と共に帰還
を発見。
ムマキルはS.E.E.版DVDでも多くの時間を割いて説明しているが、やっぱりレゴラスがムマキルに飛び乗るシーンはすごいよなあ。
ピーター・ジャクソン監督ってホントに無茶を言うなあ。「LOTR 王の帰還 SEE」の特典ディスク2でその事を知って、さっそく本編のミナス・ティリスの戦闘シーンをジックリ観てみたが本当に処理が上手い。カメラは横移動しているし、兵士達の前後関係が入り乱れた乱戦だし、セットの廃墟がカメラ前を横切るし、よくもまあこんなシーンにCGIを挿入できたものだ。WETA Digitalのクリエーターさん達、ご苦労様でした。
明日1月23日(日)、WOWOWで「特集:驚異のVFX」と称し4本の映画を放送するので、観ていない「ハルク」と「タイムライン」を録画する事(メモ)。
「ハルク」って全然そそられなかったので観なかったんだけど、SFX映画評論ではずいぶん評価が高い。帰宅してからジックリ観てみよう。
SFX映画評論:
・『ハルク』(2003年8月号)★★★
・『タイムライン』(2004年1月号)★+
「Mr.インクレディブル」の上映前にピクサーの次回作「Cars」の予告編トレーラーが流れたんだけど、これがかなり楽しめそうだった。アメリカで大人気のストックカーレース“NASCAR”が舞台になっていて、スリリングでスピード感のある映像が素晴らしい。ストックカーに馴染みの無い日本で興行的な成功を収めるかは分からないが、米国ではヒットする事間違いないと思う。
今回「Mr.インクレディブル」の“ダッシュ”でスピード感の表現に成功しているが、次作「Cars」ではそれ以上の“速さ”を体感させてくれそうだ。
2005年最初の映画は「カンフーハッスル」。渋谷TOEI 2に行ったら、ポチ袋に入った5円玉と割引券を貰った。で、この映画に説明は要らない。何も考えずに楽しめる。
LOTR三部作とは対極にある3D CGやVFXの使い方は、これはこれで“あり”だと思う。ただシーンのクオリティにはバラつきがあって、蛇(コブラ)のように優れている場面もあれば、蝶の飛び方のようにもう一息の箇所もある。オープニングとラストシーンにある上空からの眺めはマッピングデータの解像度が不足していると感じた。
これで少女との回想シーン部分をもうちょっと何とかしてもらえたら、笑って泣ける最高のエンタメになったのだが。チャウ・シンチーにラブストーリーを期待するのは無理か(笑)。

実は憎いくらいにカックイイー、シンチー
あの少林サッカーの興奮、ふたたび!! か??2004年最後の映画はピクサー制作の「Mr.インクレディブル」。ピクサー作品は吹き替え版に限ると思っているので、今回も大晦日初回の日本語吹き替え版を観た。いや、お見事。難癖をつける隙が無い。
特に見事なのは、
無理やり不満点をあげると、
ところでコシノジュンコにOKはとっているんだろうな、ジョン・ラセター(笑)?
void GraphicWizardsLair( void ); // さん:インクレディブルズのトリビア翻訳
2chのIMDb翻訳なんだけど、うっかり読んじまうところだったよ(笑)。
観てくるまでは封印。
Jリーグチャンピオンシップを観終わってからフジの「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」に切り替えたんだけど、4:3の画角にトリミングするとこんなにもスケール感が無くなっちゃうんだね、この映画。テレビサイズにトリミングされてもさほど影響の無い映画もあるけど、これに関しては映像の魅力の半分も伝わってない感じ。
4:3でしか見た事の無い方、LOTRのスケールって、こんなもんじゃ無いですよ。ぜひともDVDか劇場で観ましょう。
さあ、「御宿かわせみ」の再放送に切り替えようっと。

映画館では見られない映像が見られますか

ロード・オブ・ザ・リングファンにはいいかも^^というか、「ポーラー・エクスプレス」のSony Pictures Imageworks vs「Mr.インクレディブル」のPixar。
フューチャー・グラフィックスの二つの記事をあわせて読むと面白い。両方ともまだ劇場で観てないんだけど、見ないわけには行かない感じ。予告編等で観る限り、本当は「ポーラー・エクスプレス」には興味ないんだけど、やっぱりスルーは出来ないっぽい。
・ピクサーに訊け!2005~『Mr.インクレディブル』スタッフ・インタビュー
・VFXスーパーバイザーが語る『ポーラー・エキスプレス』のできるまで
フォトリアル vs カートゥーン、モーションキャプチャー vs キーフレームなど、現代の3D CG技術の集大成に近いものが両者に見て取れる。方向性はまるで違うが。
突っ込みどころ満載という評判に期待して「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」を観たら、結構面白くて、そこそこバカバカしくて、表現も興味深くて、映画1000円サービスデーには勿体ないような楽しい作品だった。特にラストの銀色ピカピカのロケットは、SFの古典ではあるもののパロディっぽくて大笑い。
ほとんどのシーンがブルーバックの俳優と3D CGの合成で出来ているのに、それほど安っぽさを感じないのは、やはり全体を支配する独特の“調子”なのかもしれない。ハイライトをグローさせて、周辺部にデフォーカスをほどこして、なによりセカンダリのカラーコレクションを“色調創り”に大胆に使っている。
5月に観た「GOD*DIVA ゴッド・ディーバ」も面白いカラコレだったけど、この映画でも単純にレトロ調にする以上の効果を出していると思う。エンドロールにARRIが出てきたので、撮影自体はデジタルシネマカメラの「ARRIFLEX D-20」で撮ったのだろうか。VFX監督が「アビス」時代からのベテランだったり、ILMが参加している事といい、Rendermanでレンダリングされている事といい、CG側スタッフは思ったよりも“古い”んだけど、道具の新しさと表現の新しさに関係は無いという証明にもなっている作品だ。
あ、一点だけ追記。「水しぶき」の表現がへぼいです。えらくスケール感が乏しい。

素晴らしい!
SFとしては秀作
低価格で緊張感たっぷりの感動超大作!「ファインディング・ニモ DVDコレクターズ・ボックス」のオマケDVD「日米アニメーション映画の作り方は、こう違う ~PIXARとGHIBLI~」を見終わったところ。うーん、ここまで衝撃的な内容だとは予想していなかった。どっちの手法が良い悪いではなくて、両者にはまったく共通点がない。クリエーター達の共同作業の方向付けや、彼らを高みに引っ張り揚げる役割としてジョン・ラセターがいるのに対し、ジブリでは宮崎駿を中心としたスター型の組織であり、宮崎を経由しない各ノード間の通信はほとんど行われないようである。ただし、両社とも結果として最高のクオリティを出しているという事は興味深い。
企業としてピクサーとジブリを比較した場合は分かりやすい。ピクサーではラセター以外にもクリエーター集団を引っ張っていく人材を育てているが、ジブリにおいては宮崎駿が倒れた時点でお終いなのは明らかだ。「スティーブ・ジョブズの再臨」を読んだ時にも感じたんだけど、ピクサーはまったく大人の会社であるなあ。ジョブズ以外は(笑)。

シリコンバレーの人物関係が明らかに!!
大谷氏の翻訳に感謝!数日前から“スターウォーズ エピソード3 予告”あたりを検索して、ここの一年以上前の記事に飛んで来る方がたくさんいらっしゃるようですが、無事に予告編トレーラーにたどり着けたんですよね?StarWars.comに40ドルも払わずに。
念のためポインタを置いておきます。
・Movie-List - Star Wars, Episode 3: Revenge Of The Sith Trailer Page
Amazonのアソシエイト・プログラムの収入+自腹で購入した「ファインディング・ニモDVDコレクターズ・ボックス」が到着した。
「ジ・アート・オブ・ファインディング・ニモ」が想像以上に良くて嬉しい。これは全然子供向けじゃなくてクリエーター向けだよ。そうか、あの最高クオリティの3D CGの背後には、最高クオリティのアナログ手法でのクリエイションがあったのだな。

親の愛情、子供の成長にホロリ
ファインディング・ニモDVDコレクターズ・ボックス
ファインディング・ニモDVDコレクターズ・ボックス「Tubular Bells」目当てで観に行った「エクソシスト ビギニング」、VFX方面では、ハイエナの動きが不自然だった。なんというか動きの速さが“ありえない”感じ。物には質量と慣性があるだろうよ。それをもうちょっと考えた方が良いのでは?
よく分からなかったのが、カラス。本物のカラスにあそこまで芸を仕込んだとは考えにくいので、CGだと思うけど、それにしては出来が良すぎる。ハイエナパートとのクオリティに差がありすぎ。根気良く実写で撮ったのかなあ?
あと、マットペイントは“絵”だって事がバレバレ。砂嵐のスケール感も乏しいし、特殊メイクなどの“寄り”の画の出来に比べて“引き”の画が負けている。
早めに仕事を切り上げて「I, Robot」を見てきた。アイザック・アシモフの古典であり傑作でもある「われはロボット」が、エンドロールでは"Based on"ではなく"Suggested by"と表現されていた理由が良くわかるストーリーだった。CGに関しては時間のあるときに書くことにして、エンドロールのVFX担当としてDIGITAL DOMAINの次にWETA DIGITALが出てきたのに驚いた。ロード・オブ・ザ・リングが良い営業になったのだろうなあ。二社がどのように作業を分担したのか興味があるので調べてみよう。

W・スミスはアシモフの墓の前で切腹しろ!
映画公開にあわせてお化粧直し
SF古典 傑作の一つ!「見てから読む?映画の原作」さんのエントリー:【映画の原作ニュース】「ファンタスティック・プラネット」を実写でリメイク?
という事だそうです。ニュースソースが分からないし、記事中の“ファイブ・ウィンドウズ・プロダクション”を検索してもよく分からないんだけど、これは期待したいですね。あの奇妙で魅力的で残酷な生態系が実写とCGでどのように再現されるのか、もしくはまったく違った表現になるのか興味があります。
オリジナルの制作当時にその技術が無かったとはいえ、DVDにサラウンド音響が収録されていないのが唯一の不満点だったのだけど、今回は音響の面でも期待してみよう。

幼年時代のトラウマ映画だった。でも・・・。
マニア必見
シュールアニメ渋谷渋谷エルミタージュで「キング・アーサー」を観終わってにエンドロールを眺めていたら、この作品にも“inferno Artist”が6~7名ほど名を連ねていた。いつも思うんだけど、この肩書きって違和感がある。“Digital Artist”とかのプラットフォームを限定しない肩書きなら納得なんだけど、いくら世界最高峰のシステムとは言え、特定のメーカーの製品名を肩書きにするってのはどうかなあ。規模は桁違いだけど“Photoshop Artist”とか“Illustrator Artist”とかってのと基本的には同じだよ。
予算が無い映画の場合は“flint Artist”とか“cumbustion Artist”を雇うのかな?なんか格好悪いな。ついでに言えば、高給取りの年寄アーティストは“flame Artist”って呼ぶのかね(笑)。
Future Graphicsに「『ラスト サムライ』の合戦シーンの真相!? ~LA SIGGRAPH(4月)レポート」が掲載されています。「ラスト サムライ」は大手のポスプロが参加していないし、ロード・オブ・ザ・リングのような潤沢な予算もCG系やエフェクト系には無かったようですが、色々工夫して乗り切ったようです。ライセンスが高くて群集ソフトの定番「マッシブ(Massive)」を使えなかったというのにはビックリ。てっきり使っているものと思っていた。
合戦の場面で、帽子を被ったペンギン達が横一列に並んでいるおふざけシーンがあるそうだけど、全然気づかなかったなあ(笑)。DVDで確認したいが買うほどのものでもないしな。