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2005年03月19日

宇宙空間での轟音

昨晩「ボーン・スプレマシー」を観た時に、予告編で「スター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐」が流れた。3D CGの出来は素晴らしそうだし、ストーリーの面でもあまりに幼稚だったエピソードI、IIよりは期待できそうな感じなんだけど、やっぱり宇宙空間を轟音を立てながら宇宙船が飛び交ったり、武器の発射音が大気中のような感じがするのもなんだかなあ、と思う。全く静かな戦闘シーンというのも斬新で面白いと思うのだがハリウッド映画じゃ無理だろうな。

そうそう、「ボーン・スプレマシー」のVFXもILMが関わってました。

2005年03月17日

Web3Dソリューション「WireFusion」

.Too主催の「WireFusion Enterprise 日本語版 発表セミナー」に行ってきた。場所は新宿マインズタワーってところで、いつの間にこんなビルが出来たかね?

株式会社ヴァランスさんが代理店になり日本語化を行っている「WireFusion」はスイスのDemicron社のWeb3Dソリューションで、プログラミング無しで3Dオブジェクトの振舞いをコントロールできる。デモを見た限りでは確かに他の多くのソリューションよりは簡単に使えるように感じた。

料金も336,000円でパッケージさえ購入してしまえば何をしても良い。オフラインで配布も可能だし、クライアントやドメインがいくつあっても問題ない。ただ、セミナーの最後でCult3DとViewPointとの価格の比較があったが、Cult3DはともかくViewPointとの競争を考えると、もう一息の頑張りが欲しい気がする。

購入したいのはやまやまだけど、近いうちに評価版が出るそうなので、それをいじって確認してからだな。

2005年02月12日

Aliasに「LOTR 王の帰還」の記事

多分かなり旧聞だが、

・Alias Home / コミュニティ / Customer Stories / Story
 全世界が待ち望んだ三部作の完結のために WETAが王と共に帰還

を発見。
ムマキルはS.E.E.版DVDでも多くの時間を割いて説明しているが、やっぱりレゴラスがムマキルに飛び乗るシーンはすごいよなあ。

ブルーバック撮影じゃないシーンにトロルを足す

ピーター・ジャクソン監督ってホントに無茶を言うなあ。「LOTR 王の帰還 SEE」の特典ディスク2でその事を知って、さっそく本編のミナス・ティリスの戦闘シーンをジックリ観てみたが本当に処理が上手い。カメラは横移動しているし、兵士達の前後関係が入り乱れた乱戦だし、セットの廃墟がカメラ前を横切るし、よくもまあこんなシーンにCGIを挿入できたものだ。WETA Digitalのクリエーターさん達、ご苦労様でした。

2005年01月13日

combustion for 3ds max users

discreet eNEWS 1/13/2005 より

 『combustion for 3ds max user!』:combustion 3と3ds maxの連携の解説ムービー

日本語ナレーション付きのQuickTime Movieが6本公開されている。3ds maxユーザでなくとも見ておくと良いと思う。特に3番目の「RPF オペレータ」は面白かった。何でもかんでも3Dで処理せずに、2D側で出来る仕事は渡しちまおうよ、という思想が制作の現場で受け入れられるというか、誰かが分業体制を確実にコントロールできる条件付きだが。

逆に3Dから2Dのコンポジティングまでを時間に追われながら一人でやっているクリエイターの方が、作品のクオリティをコントロール出来て便利かもしれないな。

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2004年12月31日

「Mr.インクレディブル」のコスチュームデザイナー

2004年最後の映画はピクサー制作の「Mr.インクレディブル」。ピクサー作品は吹き替え版に限ると思っているので、今回も大晦日初回の日本語吹き替え版を観た。いや、お見事。難癖をつける隙が無い。

特に見事なのは、

  • 衣装の皺と動き(特にジーンズのてかり具合)
  • 海面の表現(ニモよりも進化している)
  • 上空から俯瞰した森の表現(メモリが大量に必要なはずだ)
  • 伏線の張りかた(とくに“マント”)

無理やり不満点をあげると、

  • ママボートの波紋が小さすぎ
  • シャツの光沢がみんな同じ(マットな表現をあえて避けたのだろうけど)
  • シンドロームの拘束ビームの表現が古臭い

ところでコシノジュンコにOKはとっているんだろうな、ジョン・ラセター(笑)?

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2004年12月20日

Mr. インクレディブルのトリビア翻訳

void GraphicWizardsLair( void ); // さん:インクレディブルズのトリビア翻訳

2chのIMDb翻訳なんだけど、うっかり読んじまうところだったよ(笑)。
観てくるまでは封印。

2004年12月10日

Imageworks vs Pixar

というか、「ポーラー・エクスプレス」のSony Pictures Imageworks vs「Mr.インクレディブル」のPixar

フューチャー・グラフィックスの二つの記事をあわせて読むと面白い。両方ともまだ劇場で観てないんだけど、見ないわけには行かない感じ。予告編等で観る限り、本当は「ポーラー・エクスプレス」には興味ないんだけど、やっぱりスルーは出来ないっぽい。

ピクサーに訊け!2005~『Mr.インクレディブル』スタッフ・インタビュー
VFXスーパーバイザーが語る『ポーラー・エキスプレス』のできるまで

フォトリアル vs カートゥーン、モーションキャプチャー vs キーフレームなど、現代の3D CG技術の集大成に近いものが両者に見て取れる。方向性はまるで違うが。

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2004年12月05日

mental rayの教本

先週金曜日の3December 2004は会社からクリエーターが2名参加するというのでパスした。欠席は久しぶり。うちのMaya使いはモデリングは大丈夫なんだが、レンダリングの才能をもう少し伸ばして欲しいので、この本はどうかな、と。

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2004年11月06日

「スキージャンプ・ペア part.2」予約しちまった

Amazonで予約注文した。3000円強は高い気もするし、騙されているような気がしないでもないが、前作を買っている者としては最後まで見届けてあげたいと思うので。期待外れに終わるような予感がするなあ。

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5 発想無限大!
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2004年11月04日

「ファインディング・ニモDVDコレクターズ・ボックス」到着

Amazonのアソシエイト・プログラムの収入+自腹で購入した「ファインディング・ニモDVDコレクターズ・ボックス」が到着した。

「ジ・アート・オブ・ファインディング・ニモ」が想像以上に良くて嬉しい。これは全然子供向けじゃなくてクリエーター向けだよ。そうか、あの最高クオリティの3D CGの背後には、最高クオリティのアナログ手法でのクリエイションがあったのだな。

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2004年10月19日

「エクソシスト ビギニング」のハイエナ

Tubular Bells」目当てで観に行った「エクソシスト ビギニング」、VFX方面では、ハイエナの動きが不自然だった。なんというか動きの速さが“ありえない”感じ。物には質量と慣性があるだろうよ。それをもうちょっと考えた方が良いのでは?

よく分からなかったのが、カラス。本物のカラスにあそこまで芸を仕込んだとは考えにくいので、CGだと思うけど、それにしては出来が良すぎる。ハイエナパートとのクオリティに差がありすぎ。根気良く実写で撮ったのかなあ?

あと、マットペイントは“絵”だって事がバレバレ。砂嵐のスケール感も乏しいし、特殊メイクなどの“寄り”の画の出来に比べて“引き”の画が負けている。

2004年10月18日

Pixologic ZBrush 2

[ kinobori ] さんのエントリ「魔法みたいな3Dモデラー」を読んで気になったので早速PixologicのサイトでZBrush 2のデモムービー「提灯アンコウの作り方」を見て唸る。ブラシでなぞって奥行きをつけることが出来る3Dモデラーは他にもあるけど、ここまで完成された感のあるツールは初めてのような気がする。特に口の中にマスクポイントをペイントしてそれを引っ張り出して“歯”にする所と、脇腹からヒレを引っ張り出すところには、感心のあまり笑ってしまった。

デモ版をダウンロードしてみて使えそうだったら、$489と安いから買ってみようかな。Painterを使うイラストレーターとして有名な吉井宏さんも使っているみたいだ。

2004年10月13日

SGI Prism™

Silicon GraphicsからLinux搭載のVisualization System "Prism™"が登場。3D CGマシンではないけど、複数個のIntel Itanium 2と複数個のATI FireGLが搭載できるようなので、HD対応が必須になってきたNLEとか3D CG業界向けのチューニングをすれば市場があるんじゃないかと思う。Onyxをリプレースできるのならdiscreetのinfernoに使えるよね。コンパイル出来ないか。最小構成で3万ドルから。最大構成はItanium 2×512個、メモリ6.1TB。わははは。

今回の筐体はラックマウントを意識してか曲線は使われていないけど、パンチングメタルの干渉を利用したデザインはやっぱり格好良い。ケースだけ売ってくれませんか、SGIさん(笑)?

2004年09月08日

ツーカーCMの横パン

KDDI Group [ TU-KA ]のTV CMで、テロップのクロールに同期して背景が延々と横パンするよね?あの横パンってどうやって撮影しているんだろうか?いくつかの映像を繋げているのか、それとも背景はCGなのか?

2004年08月26日

東京ドームの屋根部分に花火を合成する日テレ

地上波をウロウロしていたら、日本テレビのプロ野球中継で東京ドームの屋根部分に打ち上げ花火の映像を合成している場面に出くわした。

アホか。

視聴者が求めているエンターテイメント性を勘違いしているから、単に技術的に可能なだけの事を実際の放送に使ってしまうんだろうなあ。このところの日テレの混迷振りを象徴するようなバーチャル映像だ。屋根付き球場の否定を身内のテレビ局にされるとは(株)東京ドームも予想していなかったのではないかな(笑)。記憶がハッキリしないんだけど、スポンサーの看板も消されてしまっていたような気がする。そっち方面から文句は出ないのかな?

合成自体も上手いとはとても言えず、特に解像感が合っていない。鮮明な実写映像に比べて花火映像の解像度が不足しているように思えるし、彩度が高すぎて安っぽい花火はスケール感が乏しい。客席から上の切り抜き処理もエッジが不自然で何だかなあ、な感じ。カメラのマッチムーブは問題ないんだけどね。

2004年08月24日

3Dプリンター

バブルジェットプリンターから接着剤を吹き付けて石膏の粉末を固める立体プリンター。凹面や中空構造も作れる。SIGGRAPH 2004Exhibitionで出展されていたようなので旧聞ではあるが、これは欲しい。RolandのPICZA PIX-3を死蔵させたりしている前科があるので会社には頼みにくいなあ。

早く商品化されて、個人で買える程度の価格に落ちてこないかな。キャノンよりもエプソンが得意そうな気がする。

2004年08月04日

Maya本到着

一昨日の夜Amazonに注文したMayaの参考書と3D CG一般の教本が到着。Maya本はでか過ぎて通勤途中に読むのは無理なようだ。

The Art of Maya 3rd edition 日本語版

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5 レンダリング知識の基礎から応用まで必見の一冊です
5 3DCGアーティストを目指すなら、ぜひ一読しておきたい本

2004年08月03日

NHKニュース10のCGで惑星が逆行していたそうだ

天気予報だけ見ようと23時前にNHKに切り替えたら、ニュース10のエンディングで有働由美子アナがお詫びをしていた。どうやら水星探査のニュースで使われた3D CGの太陽系モデルで惑星が逆行していたらしい。天の北極から太陽系の公転面を見下ろした場合、全ての惑星の公転軌道が反時計回りになるのはCG屋なら常識だと思うが、それが時計回りだったらしい。

うーん、見たかった。

どうしちゃったんだろうね、NHK。ライブラリに適当なのが無くて慌てて作ったのかね。CG屋じゃなくたって天文学を齧った人がスタッフの中にいれば気付きそうなものだが。ちなみに地球の自転方向は正確だったんだろうか?そのシーンは無かったのかもしれないけど、西から日が昇る地球モデルも見てみたい(笑)。

2004年08月01日

Mayaの勉強の前に英語の勉強

大昔のAlias Power Animatorの操作なんてキレイさっぱり忘れているので、Mayaも一からお勉強。それより何よりチュートリアルDVD"The Maya Learning Sampler"に日本語字幕も無けりゃ日本語吹き替えも無いので英語のヒアリングに難儀する。やっぱ日本語の参考書を買おう。

MAYA DVD

Maya使いの同僚はモデリングからレンダリングまでこなせるので、こっちはアニメーションとMEL (Maya Embedded Language)を重点的に攻めようかと思っている。

2004年06月28日

「CR水前寺清子」のTVCM

朝、出掛けにフジテレビのめざましテレビを眺めていたら、CG屋、コンポジット屋としては見過ごせないTVCMが流れてきた。

藤商事のパチンコ台「CR水前寺清子」のTVCMである。サイト内にはWindowsMediaムービーも置いてあるし、TV放送のタイムスケジュールもあるので気になった方は確認ください。水前寺清子の顔をしたチーターが立ち上がって「チーチータッターチータッター」と歌うのを聞いて卒倒しないように。

個人的には「大塚美容形成外科」の怪しげなパラパラCMに匹敵するくらいの可笑しさを感じる。でもクリエイタ諸君は決して真似をしないでほしい。出来が良くて可笑しいんじゃなくて、あまりの出来に笑うしかないと言うのが本音なのだから。

2004年06月17日

産業用バーチャルリアリティ展に行ってきた

東京ビッグサイトで開催中の「産業用バーチャルリアリティ展」に行ってきた。

ビッグサイトののこぎり

見所は沢山あって、PC Watchの記事「第12回産業用バーチャルリアリティ展開催」に詳しいが、驚いたのはその盛況ぶり。数年前までは閑古鳥が鳴いている展示会だったはずで、今年のように通路に人があふれて歩くだけでも大変と言う状況なんか想像できなかった。

IVRエリアに関しては、裸眼で立体視出来るソリューションがこの盛況を牽引しているのかもしれないなあ。眼鏡をかける立体視システムも多数出展しているが、今までのように芸術やエンターテインメント向けだけではなく、製造、教育など予算をあまりかけられない分野にまで広がってきたのは喜ばしい事だと思う。

設計・製造ソリューション展はなぜかバブル期のようにイベントコンパニオンのお姉さん達が大量投入されていて、通路で立ちふさがってはアンケートを書けと強要する(笑)。このエリアはノベルティも多いし、景気が上向きな分野なのかね?SGIとかSunのワークステーションがそこらじゅうに転がっているのも無理も無い業界ではあるが、もっとPC Workstationに移行しているのかと思っていた。

歩き回って疲れ果てたので、パナソニックセンターでソフトクリームを舐めながらしばらく休んで、りんかい線で帰ってきた。りんかい線の略語が"TWR"なのに今頃気づいたけど、トムウォーキンショーレーシングと同じだよ(笑)。

パナソニックセンター

2004年06月16日

あまりにWeb3D向きのコンテンツ「Euro 2004 | Virtual replay」

envol! VJさんの記事で知ったBBC SPORTのShackwave 3Dコンテンツ「Euro 2004 | Virtual replay」に感動する。1998年のワールドカップ フランス大会時にも確かドイツの会社だったと思うが、Web3Dで同じ事をやっていたのでアイデアとしては驚かないが、人物やスタンドのレンダリング具合やなめらかな動きなど、出来上がりのクオリティはさすがに6年経っただけの事はある。

豊富なカメラアングルの中でお気に入りなのは“Flying Camera”。やっぱり現実世界では不可能なカメラアングルを実現する事にこそ、Web3Dの存在意義があるのだと思う。

おお、なんと今朝のドイツvsオランダのシーンまで入力されているではないか。半日しか経っていないのに!そうそう、ファン・ニステルローイの同点ゴールってこうだったんだよ。ゴールキーパー、カーンの目線で見ると、角度の無さがよく分かる。

実際の選手を想像させる顔のマッピングはある程度出来ているし、ジダンの頭は薄いように見えるし(笑)、後は選手個々のトラップやドリブルの癖までも再現できたら最高なんだけど。

2004年04月10日

Rhinocerosってどうよ?

来週から来る予定の新人さんの環境を考えているのだが、3Dアプリの選択で悩んでいる。新人さんが経験しているのはMayaLightWaveなのだが、納期が迫っている仕事ではないので未経験のソフトでも目的にマッチしたものがあれば採用していきたい。それに新し物好きとしては3ds maxとかのメジャーなソフトは避けたいというか、メジャーなソフトのメジャーな環境でメジャーなユーザーグループやらメジャーなマニュアル本に頼るような新人さんなら必要ないかも、と思っている。分からない事は自分でゴリゴリ調べるバイタリティを持っていないやつと一緒に働くのは嫌なのだ。まあ、そのために多くの新人さんが去っていってしまったのだけれども(笑)。

とりあえず候補に上げているのは次の二つ。

CINEMA 4Dはモデラー、レンダラー、アニメーションの統合環境。こいつを使いこなせればかなり楽しい作品が出来るのではないかと思っている。オブジェクトに「音」を貼り付けてドップラー効果を作れるなど、新し物好きの琴線をくすぐる目から鱗の機能満載。

Rhinoceros(ライノセラス)はCINEMA 4Dとは対照的で、完全にモデラーに徹しているストイックさが好きだ。まともにレンダリングするにはFlamingoという別売のレンダラーが必要だったり、アニメーションツールのBongoがまだベータ版だったり、使いこなすにはかなりのスキルが必要になると思われるので、新人さんには荷が重いかもしれない。ただ、Rhinocerosは3D CADとしても使える能力を持っているので、今回のプロジェクトには向いている面もある。

本当は両方買いたいんだけど、そこまで予算が割けるか分からないし、片方が無駄になって私のオモチャになってもいけないので、来週販売店さんの意見も聞きながら選定しよう。


 © 1996-2007 Takashi KAMIYA