朝、出掛けにフジテレビのめざましテレビを眺めていたら、CG屋、コンポジット屋としては見過ごせないTVCMが流れてきた。
藤商事のパチンコ台「CR水前寺清子」のTVCMである。サイト内にはWindowsMediaムービーも置いてあるし、TV放送のタイムスケジュールもあるので気になった方は確認ください。水前寺清子の顔をしたチーターが立ち上がって「チーチータッターチータッター」と歌うのを聞いて卒倒しないように。
個人的には「大塚美容形成外科」の怪しげなパラパラCMに匹敵するくらいの可笑しさを感じる。でもクリエイタ諸君は決して真似をしないでほしい。出来が良くて可笑しいんじゃなくて、あまりの出来に笑うしかないと言うのが本音なのだから。
東京ビッグサイトで開催中の「産業用バーチャルリアリティ展」に行ってきた。

見所は沢山あって、PC Watchの記事「第12回産業用バーチャルリアリティ展開催」に詳しいが、驚いたのはその盛況ぶり。数年前までは閑古鳥が鳴いている展示会だったはずで、今年のように通路に人があふれて歩くだけでも大変と言う状況なんか想像できなかった。
IVRエリアに関しては、裸眼で立体視出来るソリューションがこの盛況を牽引しているのかもしれないなあ。眼鏡をかける立体視システムも多数出展しているが、今までのように芸術やエンターテインメント向けだけではなく、製造、教育など予算をあまりかけられない分野にまで広がってきたのは喜ばしい事だと思う。
設計・製造ソリューション展はなぜかバブル期のようにイベントコンパニオンのお姉さん達が大量投入されていて、通路で立ちふさがってはアンケートを書けと強要する(笑)。このエリアはノベルティも多いし、景気が上向きな分野なのかね?SGIとかSunのワークステーションがそこらじゅうに転がっているのも無理も無い業界ではあるが、もっとPC Workstationに移行しているのかと思っていた。
歩き回って疲れ果てたので、パナソニックセンターでソフトクリームを舐めながらしばらく休んで、りんかい線で帰ってきた。りんかい線の略語が"TWR"なのに今頃気づいたけど、トムウォーキンショーレーシングと同じだよ(笑)。

envol! VJさんの記事で知ったBBC SPORTのShackwave 3Dコンテンツ「Euro 2004 | Virtual replay」に感動する。1998年のワールドカップ フランス大会時にも確かドイツの会社だったと思うが、Web3Dで同じ事をやっていたのでアイデアとしては驚かないが、人物やスタンドのレンダリング具合やなめらかな動きなど、出来上がりのクオリティはさすがに6年経っただけの事はある。
豊富なカメラアングルの中でお気に入りなのは“Flying Camera”。やっぱり現実世界では不可能なカメラアングルを実現する事にこそ、Web3Dの存在意義があるのだと思う。
おお、なんと今朝のドイツvsオランダのシーンまで入力されているではないか。半日しか経っていないのに!そうそう、ファン・ニステルローイの同点ゴールってこうだったんだよ。ゴールキーパー、カーンの目線で見ると、角度の無さがよく分かる。
実際の選手を想像させる顔のマッピングはある程度出来ているし、ジダンの頭は薄いように見えるし(笑)、後は選手個々のトラップやドリブルの癖までも再現できたら最高なんだけど。
ブルースクリーンで撮影したインタビュービデオの背景をAfterEffectsで作る。AEを触るのはえらく久しぶりだが、自転車みたいなものですぐに操作方法を思い出す。有り合わせのビデオ映像を縮小して4 x 3に並べ、色相を統一してグローをかけ、大き目のガウスブラーをかける。ブラウン管風のマスクを作り、3Dで奥行きを付け、少し湾曲させる。バーチャル調整室の一丁上がり。後は必要な秒数だけレンダリングすればよい。色々凝りだすときりが無いから今日はこれでお終い。

21時ごろCanon XL-1を担いで渋谷センター街へ行き、ネオンのきらめきをピント外しとスローシャッターを使って幻想的に撮影する。普通に撮影してAfterEffectsで処理しても良いのだが、レンダリング時間が勿体無い。どうせプロトタイプだし。
“行ってきたシリーズ”四連発。映画テレビ技術・Digital Production 2004に行ってきた。場所は東京ビッグサイトの西3ホール。その下ではLinux Worldが開かれていた。映画テレビ技術展というと北の丸公園の科学技術館を連想してしまうけど、ビッグサイトに移ってから少し垢抜けてきたかな。「蚤の市」は以前の方が雰囲気が出ていた。


いろいろ面白い展示があったけど、映画もテレビも作る技術は同じになってきている事を強く感じた。フィルムでやろうがHDでやろうが大騒ぎするほどの差は無くなってきている。ビデオの世界もYUV 4:2:2からCGとの親和性が高いRGB 4:4:4に急速に移行してきているし。
注目製品を一点だけ。フォーカルポイントコンピュータの「HDLink」。Blackmagic Design社のDeckLinkのHD版ではなくて、それはDeckLink HDね、HDLinkはSD/HD SDI信号をDVI-D信号に変換するボックスだ。つまり、これを使うと目玉が飛び出るくらい高価なSONY製HDモニタを買わなくとも、Apple Cinema HD Displayでモニタリングできるという事。HDCAM SRのRGB4:4:4に対応しているのも嬉しい人が多いんじゃない?

↑場内は撮影禁止だったけどフォーカルのスタッフさんに確認して撮影した。
東京ビッグサイト限定「ビッグメロンパン」を一つ購入して、TFTビル内のイタメシ屋「akitsu」のランチバイキングを1050円で堪能して、Panasonic Centerで50インチVIERAの美しさに溜息をついて、りんかい線で会社に戻った。りんかい線ってSuicaだけで乗れるようになったんだね。
“行ってきたシリーズ”三連発。discreet NAB 2004 レビューに行ってきた。場所はいつものカナダ大使館B2シアター。
内容は、NABショーリール、NABの報告、flint on Linux、smoke on Linux、lustre、データセントリック・ワークフロー等。今回のリールは大人しくて控えめに感じたが、エフェクトがそれだけ成熟してきたのだろう。昔のような、どうだ!という派手な映像は影をひそめている。後半のlustreを中心にしたソリューションは守備範囲ではなかったが、ああ、こういう世界もあるんだなあ、と納得。
終了後にdiscreetさんが準備してくれたチーズをパンに乗っけて3切れ食べて、“プロダクツ刻印入り煎餅”をゲットして帰宅した。そういえば、今回の司会進行が、カナダ大使館の挨拶も含めて女性ばかりだったのには、何か訳でもあったのかな?